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インフルエンザワクチンはいつ打つ?効果・副反応や接種時期を解説
こんにちは。緑地公園いまだ内科・糖尿病甲状腺クリニック院長の今田 侑(いまだ たすく)です。
インフルエンザワクチン接種の時期が近づくと、
「いつ頃打つのがいいですか?」
「10月に打つと、冬には効果が切れてしまいませんか?」
「ワクチンを打ってもインフルエンザになるなら、意味はありますか?」
といったご相談を多くいただきます。
今年は例年より早く、夏の時期からインフルエンザの感染がみられています。実際、当院でも8月以降、インフルエンザ陽性となった患者さんを複数名確認しています。
インフルエンザというと「冬に流行する感染症」というイメージが強いかもしれませんが、今年はすでに早い時期から感染が広がっています。
そのため、今年は特に「寒くなってから考える」のではなく、早めにワクチン接種を検討することをおすすめします。
インフルエンザワクチンは、感染を100%防ぐためのものではありません。
一方で、インフルエンザの発症する可能性を下げることに加えて、重症化や入院のリスクを下げることが期待されるワクチンです。
特に高齢の方や糖尿病などの基礎疾患がある方、小さなお子さんでは、インフルエンザをきっかけに体調が大きく崩れることもあります。
今回は、インフルエンザワクチンの効果や接種時期、副反応、接種をおすすめしたい方などについて、わかりやすく解説します。

インフルエンザワクチンにはどんな効果がある?
インフルエンザワクチンを接種したからといって、必ずインフルエンザにかからなくなるわけではありません。
そのため、ワクチンを打ったのにインフルエンザにかかった、という方もおられます。
しかし、それだけで「ワクチンを打っても意味がない」と考えるのは少し違います。
インフルエンザワクチンには、インフルエンザの発症リスクを下げることに加えて、重症化や入院のリスクを下げる効果が期待されています。
インフルエンザは健康な成人であれば数日間の発熱で回復する場合も多いですが、高齢者や基礎疾患のある方では肺炎などを合併することがあります。
そのため、インフルエンザワクチンは「絶対に感染しないためのワクチン」というより、感染した場合も含めてインフルエンザによるリスクをできるだけ小さくするための予防手段と考えるとわかりやすいと思います。
インフルエンザワクチンはいつ打つのがおすすめ?
患者さんから最も多い質問のひとつが、接種時期についてです。
一般的には、インフルエンザが本格的に流行する前にワクチン接種を済ませておくことが大切です。
ワクチンを接種してから十分な免疫がつくまでには、一般的に約2週間程度かかるとされています。
例年であれば10月から11月頃が接種時期のひとつの目安になりますが、今年はすでに夏の時期からインフルエンザの感染がみられています。
そのため、今年に関しては「もう少し寒くなってから」と接種を先延ばしにするよりも、接種できる時期になれば早めに受けておくことをおすすめします。
ワクチンを接種してすぐに十分な効果が得られるわけではありませんので、流行がさらに拡大してから慌てて接種するよりも、余裕をもって備えておくことが大切です。
早く打つと冬には効果が切れてしまう?
「10月に打ったら、1月や2月には効かなくなるのでは?」
これもよくいただく質問です。
インフルエンザワクチンの効果は永久に続くわけではなく、接種後は時間とともに少しずつ低下していきます。
そのため、極端に早い時期に接種した場合には、シーズン後半に効果が弱くなっている可能性があります。
一方で、10月頃に接種したからといって、真冬には全く効果がなくなるわけではありません。
特に今年のように、すでに早い時期からインフルエンザの感染がみられている状況では、効果が低下することだけを心配して接種を遅らせるよりも、流行に備えて早めに免疫をつけておくことの方が重要です。
「なるべく遅く打つ」のではなく、その年の流行状況に合わせて適切な時期に接種することを意識しましょう。
インフルエンザワクチンは毎年打つ必要がある?
基本的には、インフルエンザワクチンは毎年接種することがすすめられます。
理由は大きく2つあります。
ひとつは、ワクチンによって得られた免疫が時間とともに低下するためです。
もうひとつは、毎年流行するインフルエンザウイルスが少しずつ変化するためです。
その年に流行すると予測されるウイルスに合わせてワクチンの内容も見直されるため、「去年打ったから今年は大丈夫」というわけではありません。
毎年、そのシーズンに合わせて接種することが大切です。
特にインフルエンザワクチンをおすすめしたい方
インフルエンザは誰でも感染する可能性がありますが、特に重症化リスクが高い方では、ワクチン接種のメリットがより大きくなります。
例えば、
- 65歳以上の方
- 糖尿病のある方
- 心臓病のある方
- 慢性呼吸器疾患のある方
- 腎臓病のある方
- 妊娠中の方
- 免疫機能が低下している方
- 小さなお子さん
- 高齢者や乳幼児と同居している方
などです。
特に、高齢の方や基礎疾患のある方では、インフルエンザそのものが重症化しやすいだけでなく、感染をきっかけに普段治療している病気の状態が悪化することがあります。
発熱や食欲低下、脱水などによって全身状態が崩れ、場合によっては入院が必要になることもあります。
そのため、重症化リスクの高い方では、感染してから治療するだけでなく、あらかじめワクチンで予防しておくことが特に重要です。
インフルエンザワクチンの副反応は?
インフルエンザワクチン接種後には、
- 注射した部分の痛み
- 赤み
- 腫れ
- だるさ
- 頭痛
- 発熱
などがみられることがあります。
多くの場合は軽度で、数日以内に自然に改善します。
「注射したところが少し腫れた」という程度であれば、比較的よくみられる副反応です。
一方で、非常にまれではありますが、重いアレルギー反応などが起こることがあります。
過去にインフルエンザワクチン接種後に強いアレルギー症状が出たことがある方や、ワクチン接種について不安がある方は、事前に医師へご相談ください。
豊中市・吹田市・緑地公園駅周辺でインフルエンザワクチンを受けたい方へ
緑地公園いまだ内科・糖尿病甲状腺クリニックでは、インフルエンザワクチン接種を行っています。
通常の注射によるインフルエンザワクチンは、1回3,000円です。
また、小児の方を対象に、鼻から接種するタイプのインフルエンザワクチン「フルミスト」もご用意しています。
フルミストは鼻の中にワクチンを噴霧するため、注射をする必要がなく、注射が苦手なお子さんにとっても選択肢のひとつになります。
対象年齢は2歳以上19歳未満で、料金は1回8,800円です。
通常の注射ワクチンとフルミストでは、対象年齢や接種方法、接種できない場合などが異なりますので、ご希望の場合は事前にご相談ください。
当院は北大阪急行「緑地公園駅」から徒歩1分の場所にあり、豊中市だけでなく吹田市からも通院していただきやすい立地です。
「持病があるけれど接種して大丈夫?」
「薬を飲んでいるけれど問題ない?」
「今の時期に打つのは早すぎない?」
「風邪気味だけど接種できる?」
など、ご不安がある場合はお気軽にご相談ください。
持病や現在の体調を確認しながら、接種可能か判断させていただきます。
よくあるご質問
Q.インフルエンザワクチンは何月に打つのがおすすめですか?
例年であれば10月から11月頃がひとつの目安です。
ただし、今年はすでに早い時期からインフルエンザの感染がみられているため、接種可能な時期になれば早めに受けておくことをおすすめします。
Q.12月になってしまいました。もう遅いですか?
12月だからといって、接種する意味がなくなるわけではありません。
インフルエンザの流行が続いている間は、ワクチンを接種するメリットがあります。
まだ接種していない方は、その時点からでも接種を検討しましょう。
Q.インフルエンザワクチンを打つとインフルエンザになることはありますか?
一般的な注射タイプのインフルエンザワクチンは不活化ワクチンです。
ワクチンそのものによってインフルエンザを発症することはありません。
接種後に微熱や倦怠感などが出ることはありますが、これはインフルエンザに感染したということではありません。
Q.風邪をひいていても接種できますか?
軽い鼻水や咳だけで、発熱がなく全身状態が良好であれば接種できる場合があります。
一方、高熱がある場合や体調が悪い場合には、接種を延期したほうがよいことがあります。
当日の状態を確認したうえで判断します。
Q.豊中市や吹田市に住んでいなくても接種できますか?
もちろん可能です。
お住まいの地域にかかわらず、インフルエンザワクチンを接種していただけます。
ただし、高齢者の方などで自治体の公費助成を利用される場合は、お住まいの市町村によって当院で助成を受けられるかどうかが異なります。
豊中市・吹田市をはじめ周辺の市では利用できる場合が多いですが、兵庫県など大阪府外にお住まいの方では、公費助成を利用できない場合があります。
公費での接種をご希望の方は、事前に当院までお問い合わせください。
まとめ|今年は早めのインフルエンザワクチン接種を
インフルエンザワクチンは、感染を100%防ぐものではありません。
しかし、インフルエンザの発症や重症化、入院につながるリスクを下げるための重要な予防手段です。
特に高齢の方や、糖尿病をはじめとした基礎疾患がある方は、インフルエンザをきっかけに体調が大きく崩れることがあります。
そして今年は、例年より早い時期からインフルエンザの感染がみられています。
「冬になってから」ではなく、接種できる時期になれば早めにワクチンを受けておくことをおすすめします。
緑地公園いまだ内科・糖尿病甲状腺クリニックでは、通常のインフルエンザワクチンに加えて、小児向けの経鼻ワクチン「フルミスト」もご用意しています。
接種時期や持病がある場合の接種について気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
