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生活習慣病の治療を長く続けるコツとは?完璧を目指さない考え方

こんにちは、緑地公園いまだ内科・糖尿病甲状腺クリニック院長の今田 侑(いまだ たすく)です。

糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病を指摘されると、多くの方が□□は食べない方がいいですか?〇〇を食べた方がいいですか?ジムに通った方がいいですか?と食事も運動も、生活の全てを変えようとされます。

もちろん、できることが多い酷理想的です。けれど実際には、完璧を目指しすぎた方ほど途中で疲れてしまい、治療そのものが続かなくなってしまうこともあります。

今回は、生活習慣病の治療を長く続けていくための考え方についてお話しします。

生活習慣病の治療を長く続けるコツとは?完璧を目指さない考え方

生活習慣病とは

生活習慣病とは食事・運動・睡眠・喫煙・飲酒などの生活習慣が深く関わる病気の総称です。代表的なものに糖尿病、高血圧、脂質異常症があります。

これらは数週間で治るような病気ではなく、10年、20年、一生涯付き合っていく病気です。

だからこそ、どれだけ頑張るかよりもどれだけ続けられるかが大切になります。

完璧を目指さないという考え方

ビジネスの世界には「パレードの法則」という考え方があります。「成果の8割は、全体の努力のうちわずか2割で生み出される」というもので、そこそこの努力でおおよその成果が得られるということを表しています。

私はこの考え方は生活習慣病の治療でも当てはまると考えています。

例えば食事療法。1日3食すべてを厳密に管理し、間食もゼロにし、外食を一切しない生活は理想的かもしれません。しかし、それを何年も続けられる人はおおくありません。

実際には夕食だけ少し気をつける、主食を少し減らす、甘い飲み物をやめるなど、生活の一部を整えるだけでも血糖値や血圧、体重は改善していきます。

80点の取り組みを長く続けることは、100点を短期間でやめてしまうよりもはるかに価値があります。

まずは1つのことから始める

診療をしていると、運動も食事も完璧にこなそうとする方よりも、ちょっとずつだけど続けている方の方が長期的な数値のコントロールが安定していることをよく経験します。

大切なことは無理をしないことです。

今日からできることを1つだけ選んでみてください。

ごはんを一口だけ減らす、夕食後のお菓子をやめてみる、朝10分だけでも歩いてみる。それだけで十分です。

それが習慣になったら、次の1つを加えればいいのです。

一度にすべてを変えようとしなくて大丈夫です。意志が弱いから続かないのではありません。人間の仕組みとして、急激な変化は続きにくいだけなのです。

心にゆとりを持つこと

生活習慣病の治療は長いマラソンのようなものです。毎日全力疾走はできません。

70点の日があってもいいと思います。外食をする日があっても、甘いものを食べる日があっても構いません。たまには自分を許してあげることで心のゆとりが生まれます。このゆとりこそが、治療を継続していくための原動力に変わるのです。

これくらいでいいのだろうか、と不安になることもあるかもしれませんが、完璧を求めすぎない方が結果としてうまくいくことが多いのです。

まとめ

生活習慣病の治療で本当に大切なことは、「完璧にやること」ではなく「無理なく続けること」です。

小さな変化を積み重ねることが将来の大きな合併症の予防につながります。

緑地公園いまだ内科・糖尿病甲状腺クリニックでは、数値を見るのではなく、その方の生活背景を大切にしながら治療方針を一緒に考えていきます。お仕事などで忙しい方、家族の介護をされている方、付き合いで外食が多い方、それぞれに合った現実的な方法があります。

長く無理なく続けられる治療を一緒に考えていきましょう。

今のやり方に不安がある方、なかなか続けられない方、いつでもお気軽にご相談ください。